防御するための鎧は、いつ脱げるのか
僕らみたいな下請けの受託システム開発会社ってのは、仕様書がすべての鎧。
「言った」「言わない」の水掛け論が多岐にわたって発生するが故に、しっかり仕様書を書いておく。
それは開発する側にとってもそうだけど、エンドユーザーに向かっての防具でもある。
仕様書に書いてないことを要求されたとき、立場は平等であって強気に突っぱねることが出来る。
未記入だと圧倒的に立場は不利。エンドユーザーの意見がすべて、となる(ことが多い)。
だからこそ、会社に入ってくる人間には
「頭の中に入っていることでも、仕様書としてしっかりアウトプットすること」
をやれと言う。
個人的には、そんなことあまりしたくない。
出来ることならプログラムを書いていたい。
Excelの方眼紙に向かって、何度も何度も同じような文言をつらつらと書き連ねる。
ウォーターフォール開発における仕様書作成のフェーズは、
開発会社にとってはぬるま湯のような時間になる。
結果としてこのぬるま湯のときにぬるすぎると、後で炎上するんだけどもw
結局仕様書はあくまで仕様書であって、それ以上でも以下でもないんだよー
と思い老ける昼休み明け。
仕事しよう。